弘大医学部の衛生学教授だった佐々木直亮先生は、生涯をかけて膨大な記録写真を残しています。今回紹介する弘前市二ツ屋地区での昭和33年7月に撮影された健康診断時の写真もその一部です。

今でこそ、健康診断は行政が住民の健康のために積極的に行っていますが、60年以上前は病気になっても農村部などでは近隣に医療機関がないため、受診さえままなりませんでした。佐々木先生は衛生学者として、青森県民の健康増進のため、青森県内各地に積極的に集団健康診断に出かけていったようです。写真をご覧になった方の中で、何か情報がありましたら、ご教示ください。

弘前駅前 弘南バス豊田線で二ツ屋へ
二ツ屋地区神社 検診会場 豊田中学校のテント
テントの中で受診待機
奉納ワラジ 幼子の子守
検診会場の神社入り口 子どもたちも興味深く覗く 夏休み?
受診者で満員の会場
60年前の服装がよく分かる 晴れ着の女性?
昭和3年竣工の橋