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奏海展示室は、コロナウイルス蔓延と共に、街中の人通りが途絶えると軌を一にして、来館者も激減となりました。この状況下では、どうにもならないことと考えています。一方青森ねぶたは昨年に続き、今年もコロナウイルス感染拡大が収束しないため、中止となりました。奏海展示企画を今後どのように展開したらいいのか悩みましたが、従来から展示室が入館者で満員となることはありませんでしたので、コロナウイルス感染防止対策をしっかりと実施して、今後も継続することとしました。

そして、2021年7月からの新企画として、3年前に亡くなられた写真家田中義道さんの生前撮りためた青森ねぶたの中判ポジフイルムの中から、佐藤伝蔵・鹿内一生両青森ねぶた名人の作品を中心に、写真展「懐かしの昭和ねぶた」の第3回目を開催することとしました。会期は、2021年7月6日から9月30日までです。入場無料ですので、是非会場においでいただき、懐かしの昭和ねぶたをご鑑賞ください。