父が懐中電灯を点けると、そこには家財道具が詰まっていて布団などもあったので、それを水に湿らせて熱気の入って来る入口と出口を父と兄が塞ぎました。それでもまだ煙が入って来るので、この布団に火が付いたら自分達は焼け死ぬと思って、私は一生懸命父と兄が塞いでいる左右両方の布団に水を何十回もかけ続けました。
【青森空襲紙芝居作成プロジェクト】第13回 左右に水掛け
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