暫くすると父が帰って来たので、見るとその手にはおにぎりと糠ニシンを乗せたお盆代わりの板を持っていたので、私は「どうしたの?」と父に聞くと、「釜の蓋は焼けたけど、中の米は火事で炊けていたし、樽の周りは燃えたけど、漬物石の下の糠ニシンは食べられそうだから。」と言って、家の焼けてしまった事の話しを聞きながらそれを食べました。
【青森空襲紙芝居作成プロジェクト】第16回 焼跡で朝食を食べる
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