弘大医学部の衛生学教授だった佐々木直亮先生は、生涯をかけて膨大な記録写真を残しています。今回紹介する黒石市大川原小学校沖揚平分校での昭和33(1958)年6月13日に撮影された一連の写真もその一部です。今から62年前に撮影された貴重な写真群です。
当該校の創立はネット情報では不明で、1998年に閉校となっています。22年前に学校そのものが無くなっていました。航空写真などで見ても、学校に位置そのものを確認できませんでした。辛うじて、沖揚平分校グランドが黒石市の避難所に指定されていて、ここだったのかと確認できます。
佐々木先生は衛生学者として、青森県民の健康増進のため、青森県内各地に積極的に集団健康診断に出かけていったようです。当該分校訪問もその一環だったと推察されます。写真をご覧になった方の中で、何か情報がありましたら、ご教示ください。
最近のコメント