弘大医学部の衛生学教授だった佐々木直亮先生は、生涯をかけて膨大な記録写真を残しています。今回紹介する黒石市大川原小学校沖揚平分校での昭和33(1958)年6月13日に撮影された一連の写真もその一部です。今から62年前に撮影された貴重な写真群です。

当該校の創立はネット情報では不明で、1998年に閉校となっています。22年前に学校そのものが無くなっていました。航空写真などで見ても、学校に位置そのものを確認できませんでした。辛うじて、沖揚平分校グランドが黒石市の避難所に指定されていて、ここだったのかと確認できます。

黒石市大川原小学校沖揚平分校位置図(カシミール3D)
旧沖揚平分校付近のGoogle Earth 城ヶ倉からすぐ!

佐々木先生は衛生学者として、青森県民の健康増進のため、青森県内各地に積極的に集団健康診断に出かけていったようです。当該分校訪問もその一環だったと推察されます。写真をご覧になった方の中で、何か情報がありましたら、ご教示ください。

山道への準備 車に弘前大学医学部の文字
未舗装の山道をタイヤにチェーンを巻いて・・・
悪路に難儀する
どうにも登れず、道路整備?
材木の運び出し
冬季間の燃料に使われる?
開拓地入り口に到着!沖上平になっている?
根株があちこちに
綿羊か?
沖揚平分校入口
四輪駆動車にチェーンを巻いて
学校のグランドで児童とソフトボール交流 下駄を履いている!
教室内部
検診中?
高学年生徒は、下の子を子守しながらの登校?
当時、使われていたのだろうか?
ランプ生活 夏でもストーブは欠かせない?