青森まちかど歴史の庵「奏海」の会では、新春企画展として「青森市街図展」を平成29年1月4日(水)〜3月26日(日)まで開催します。江戸・明治・大正・昭和の貴重な青森市内の地図を大伸ばしにして、展示します。

明治以来、青森県庁の場所は変わっていないのに、青森市役所は何回か場所を移しています。その変遷を追いかけてみると、新市庁舎の建設問題へこれまでとは違ったヒントが見えてくるかもしれません。また、県立中央病院も時代により、その場所を変えています。どんな理由から、市民の健康に密接に関わってきた公立病院は新しい場所へ移転するのでしょうか?更には主要交通機関の変遷(船→鉄道→自動車)とともに、主要銀行や大規模商店などが集まった「中心市街地」と呼ばれる地区が移動している歴史もご覧いただけると思います。

地図を通して、海に面したこの街の移り変わりを見ていただき、市民一人ひとりがこれからの街作りに自分の考えを持つようになっていただくことを切望しています。

ポスター

ポスター

明治32(1899)年の地図の一部

明治32(1899)年の地図の一部

大正15(1926)年の地図の一部

大正15(1926)年の地図の一部

昭和13(1938)年の地図の一部

昭和13(1938)年の地図の一部

昭和25(1950)年の地図の一部

昭和25(1950)年の地図の一部

展示風景1

展示風景1

展示風景2

展示風景2