棟方志功氏の文化勲章受章を記念し、その業績を永く伝えるため青森県・青森市をはじめ多くの人たちの協力により、1975年11月に財団法人棟方志功記念館が開館しました。
以来今日まで、青森県を代表する記念館として、48年間にわたり版画文化の普及と発展、さらに、青森県を代表する観光施設としても大きな役割を果たしてきました。
ところが、生誕120年展示会直前の昨年6月に突然、「コロナ感染による来館者減、建物設備の老朽化、バリアフリー非対応など」を理由に、2024年3月31日で閉館することが発表されました。
青森県民、市民にとって「寝耳に水」で、志功の功績を伝えるシンボル的存在の同館が閉じられることへの驚きと衝撃、惜しむ声は大きく、青森県、青森市に対し、記念館の存続を求めて、署名を提出します。