奏海の会では以前より、青森市に対して指定管理制度によるものではないきちんとした収蔵庫などを備えた「登録博物館」を設置するよう陳情してきました。また今月はじめの地元紙報道によると、建物の一部について耐震性能が不足していることから、休館していた青森県立郷土館が引き続き来年度も休館となりました。このようなことから、来年度は青森市内に標準形態の公立博物館が開館していないという非常事態となりそうです。
そこで、奏海の会では急遽、県民・市民にとっての博物館とは何かを皆様とともに考えてみようと思い、「博物館と市民」と題したシンポジウムを開催することとしました。2021年5月16日(日)14時から16時まで、青森県立図書館4階にある集会室で50名定員で行います。平時であれば、100余名収容できますが、コロナ対策のため、定員を50名に減らしての開催です。入場は無料ですが、マスク着用でご来場ください。
青森県内もコロナ感染拡大が止まらない中、講演の一部をZoom録画で代用する可能性がでてきました。ご了承ください!